前回オリンピック銀メダルだった日本が、アジア予選で敗退する
という予期せぬ事態となった。
新旧選手の入れ替えに失敗したという声もあるが、監督と選手間に
溝が生まれていたという憶測もある。
いずれにせよ、1993年から日本の女子サッカーを牽引してきた
澤 穂希さんが、選手を引退してチームから去ったことも、今回の
敗退の遠因となっているとも思える。
あげてきた女子サッカー人気に陰りが見えるかもしれないという懸念
がある。
明日の北朝鮮に勝って、勝ち点3を加えてせめて3位としておきたい
ところだ。
女子サッカーの選手は、男子の場合と違って、高い年俸をもらって
いるのではなく、ぎりぎりの生活をしながらの活動なのだ。
だから、女子サッカーのリーグ戦での観客数が減ることは、より厳しい
環境になってしまう。
澤さんが、女子サッカーの何らかの要職に就いて、もう一度なでしこ
ジャパンを立て直していただきたいものだ。