◆ AI(エーアイ)といってもピンとこない人もいるが、いわゆる人工知能のことだ。
AIがいくら優れていると言っても人間が作ったものだろうから、人間の方が
優れているはずだと思い込んでいる人の方が多い。
しかし、どうもそうではなくなりつつあるというから、世の中の進展?は恐ろしい。
ヨーロッパの囲碁のプロにAIが勝ったというので世界中の話題になった。
◆どれだけそれが凄いことなのか。
1のあとに0が100個付く、つまり10の100乗のことをグーゴルというらしい。
グーグルを間違って書いているのではなく、「グーゴル(GOOGOL)」なのだ。
全宇宙の原子の数が10の80乗というから・・それよりも凄いということらしい。
プロの将棋では、10の220乗の局面変化のなかで闘っているらしい。
◆ らしい…とばかり書いているが、私の知らない世界なので、らしいとしか書けない。
ところが囲碁の世界ともなれば、10の360乗という局面変化に対応しなくては
いけないらしい。
プロの将棋や囲碁と言うのは、それほどすごいことなのだ。将棋の名人が
「弟はアホだから東大に行きました」といって笑わせたことがあったが、さもあり
なんという世界でもある。
ぶりがうかがわれる。AIは、自分で学習しながらどんどん進歩するのだから、
経験を積ませれば、人間を超えることも有り得る。
賞金100万ドル(約1億2000万円)をかけてソウルで対局することになった。
もしAIが勝つことになれば、改めてAIによる「世界変化」に注目が集まるだろう。
AIは将棋や囲碁の世界だけではなく、あらゆるものを学習させることができるし、