今年初めて外出をした。
先ずは、かなり丁寧に調べておいた「椅子」を目当てに見に行った。
腰痛と言うのはとても複雑だと思う。
たとえば、以前はどんな椅子よりも車の椅子が一番好きだった。
スバル・レオーネ3000㏄のスペシャルエディションの皮張りシートなのだが、
しっくりと腰にやさしい感じだった。ところが最近では、車に乗ると腰が痛む。
わが家でも椅子を3種類使い分けながら日常を送っているが、どうもしっくりこない。
以前教えていただいたオフイス・バスターで買ったものも少し物足りない。
そこで、同じ店が三宮にも店舗があることが分ったので、もっとしっくり合うもにが
ないかと、探しに出かけたという次第。 そして・・ありました・・と、今は思っています。
妻が、そごうで化粧品を買いたいというので、シャネルへ行く。
シャネルは以前よりスペースが広くなった。よく売れるれるのだろうな。デパートと
言うところ、昔は「白昼の強盗」と言われたほど厳しいところで、売れないとスペース
を狭くさせられ、良く売れると広げてくれる。シャネルの場所が良くなり、スペースが
広くなったということは、良く売れている証拠でもある。
ところが、気にいらない現象が起こっていた。以前は、私も妻の隣に座れるほど
のんびりしていたのに、最近は番号札をとって順番待ち。郵便局に行っているような
感じで、「番号札・23番をお持ちのお客様」なんて呼ばれる。とても隣に座るスペース
もない。 待ちが長いので腰が痛くなってきた。じっと立っていると腰は痛くなる。
それで、仕方がないので隣の「ティファニー」の前を行ったり来たり・・何度も店員と
目が合うので、中に入り「何も買えませんが見せていただけますか?」どうぞ・・と
言われてはいる。店員の男性に、ここで朝食は食べられますか? と言ってみる。
呆けている・・のかと思われそうなギャクだが、店員はにっこり笑ってくださった。
映画 「ティファニーで朝食を」を洒落たちもりだった。ちょうどそこのケースには
男性用時計が置いてあり、「あのルーズベルト大統領がしていた時計の発展タイプ
です」というう説明があった。ティファニーの時計?と思われるかもしれませんが、
歴史は長いのですよと言う説明もつく。 宝くじが当たっていたら来ますねと言って
おいた。良い目の保養になった。たしか、150万円ぐらいの腕時計だった。