中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

司法はいつも正しいのだろうか?

 夫婦別性問題での最高裁判断が示されたことで、司法の判断がいつも
正しいのかどうかを考える機会となるように思う。
刑事事件などでは、警察や検事局の捜査のずさんさの結果としてかなり
多くの「犯人」がでっち上げられている可能性がある。
そういう場合、やはり司法に頼るほかない。司法の正しい判断は弱いものに
とって、最後の拠りどころでもある。
 だが、司法と言うところは時の権力と無縁ではない。ときの権力者によって
選ばれた最高裁のばあいは尚更であろう。
 司法と政治とのかかわりの中で、最もわかりやすいのが、衆議院参議院
定数問題である。
 一票の格差違憲ではないかと、各地で争われている。
これまで「違憲」判断を下したのは1件だけで多くは「違憲状態」という判断に
なっている。
違憲状態」などと言うのは逃げの判断である。
参院とも、与党は格差の是正になかなか積極的に動こうとしていない。
あくまでも・・・違憲判断が出ない状態「違憲状態」ぐらいに持っていきたいと
いう狙いが読み取れる。