中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

混浴露天風呂・想い出の記

風紀をみだす行為が絶えないから6月に閉鎖された栃木県那須
塩原市の塩原温泉にある混浴の露天共同浴場「不動の湯」が、
8月1日から条件付きで再開することを塩原温泉観光協会などの
検討会で決まったというニュースを聞いて仰天した。
露天風呂で風紀を乱す行為をする連中ってどんな奴なんだと思うと
共に、それが今の若者たち?中年たち?まさか老年ではないだろう・・
なんて考え込んでしまった。
 今から32年前。会社の慰安旅行に参加して、兵庫県湯村温泉
行ったことがある。夜中にみんなで野外の温泉に入ろうという誘いがあって
出かけた。ホテルから離れたまったくの自然な場所に露天風呂があった。
露天風呂に入っていると若い女性たち5名が入ってきたので、こちらが
慌ててしまった。話を聞いていると、彼女たちは街のストリップ劇場に
出演している女性たちであった。
女体を鑑賞する余裕もなく、冗談を話し合うこともできず、後ろ向きになり、
ひたすらに湯につかって、彼女たちが出ていくのを待ったものだ。
いま思えば、懐かしくもあり、もったいないことだったなと思ったり、
このように想い出に浸れるのも、悪い思い出を作らなかったからだと思う。
露天風呂で風紀を乱すような行為をするような人間は、まともな人間ではない。
そういう行為は、ひそかにやってこそいいものなのだ。