中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

パキスタンを旅した孫娘の話

 孫娘が約1か月間のパキスタン旅行から昨日帰国し、今日帰国報告
 に訪ねてきた。
 約7時間も話し合っただろうか、私も声がかすれるほどよくしゃべった。
 以前にもヨーロッパ旅行から帰ったこの子の話を書いたことがある。
 長時間いろんなことを話したが、今日はコインランドリーについての
 話題だけ書いておこう。
 パキスタンのあちこちを移動しながら、毎日来ているものを洗濯して
 いたが、だんだん手が荒れてきて洗濯がおっくうになってきたらしい。
 乾燥がひどい地帯ということもあったんかもしれない。
 そこである街に行ったときにホテルで「ランドリー」はあるかと尋ねると
 あるというのでランドリー室に行ったところ、雇われている従業員が
 手洗いしてくれるということが分かったので、自分の洗濯ものを人に
 洗わせるのが嫌だから「どこかにコインランドリー」がないかと聞いて、
 教えられたところに行くと、川だった。そこで人々は洗濯をしていたにだ。
 「ここがフリーランドリーです」と言われたが、彼らには「コインランドリー」
 の意味が分からなかったらしく「フリーランドリー(無料洗濯)だと思ったらしい。
 首都のカトマンズに行った時にも同じことを尋ねると場所を教えてくれた。
 少し遠いのでタクシーに乗ってその場所に行って、もっと驚いた。
 多くの女性が、並んで洗濯物を岩に叩きつけている風景だった。
 そこもフリーランドリーだったのだ。
 「あんなに岩に叩きつけたら痛むのに・・・」と思ったそうだ。
 日本では洗濯板を使ってごしごし洗うが、韓国などでは洗濯物は叩いて
 洗うのが習わしだ。
 どちらが正しいのかというと、叩いて洗うのが正解なのだ。
 今のドラム式洗濯機は、叩いて洗っているのをご存じだろうか。
 繊維というのは編まれている。ごしごしやると、汚れが繊維の中に入って
 しまう。叩くと繊維の間から汚れが出ていくとことなのだ。
 だから孫娘に言っておいた。
 今度、そういう場所に行くときは、荒めのブラシを持参して、叩くといいよと。
 日本でも、数十年前までは、川で洗っていたし、いまも奏している地域だってある。
 孫娘にとっては、とても信じられない光景だったらしいが、時代が変わったのだなと
 思った。私にとっては、珍しいことではなく、ああ・・ここではいまもそうしているのかと
 おもう程度だっただろうが、日本の若い人たちには、驚きの連続だったようだ。
 あなたはどう思いましたか?