「がん医療」については、さまざまな考え方があるようだ。
これほど医学が進んで?いるの言うのに、どうして治療法に異なった
意見があるのだろうか。
という意見もあれば、抗がん剤で命を救われたという人もいる。
では、医師たちは、なんというだろうか。たぶん・・90%の医師は
抗がん剤を勧めるのではないかと思っている。
抗がん剤だけではなく、がん治療には医師によって選択も違うようだ。
しかし、患者は「医師任せ」で、なんでもハイハイと従っているか、または、
頭から医師を信じない、疑い深い患者もいる。そのどちらも「がん」を知らない
ことから起こっている現象にすぎない。
肺がんを告げられた患者は、肺がん患者を探し出して経験談を聞きたがる。
大腸がんを告げられた患者は、自分と同じ病名の患者に話を聞いて参考に
しようとする。
話を聞きたがる。
それらは、「がん」を知らないために起こる現象なのだ。
「がん」は、身体の中のいたる部位に発生する。先週土曜日に前篇が放送
されたNHKスペシャル「あっこと僕らが生きた夏」(後編は今週土曜日)に登場
する若き女性のがん患者は、鼻の奥にできるがんだった。実は、私は上咽頭
がん患者を数人知っている。
いずれも悲惨な最期だったので、このドラマをみているとそれらの人たちを
思い出して悲しい。
同じ病名でも、がんは一人ずつ違う。だから、同じ癌部位の患者に話を
聞いても、あまり参考にならないものなのだ。肺がんにもいろいろあるし、
どうしてそうなのか、ぼちぼち書いてゆきたいと思う。