早まった菅首相の退任

　松本復興相の暴言引責辞任が決まった。あんなにひどい男とは

思ってもいなかったから、辞任して当然だと思う。九州男児だから

Ｂ型人間だからと言い訳に使われては、他の九州男児からもＢ型の

人たちうも「俺たちと一緒にしないでほしい」と苦情も出るだろう。

　宮城県知事に「人としても礼儀」まで会見で教えた松本氏は、自分自身が

最も礼儀を知らない人間だったことを恥ずべきだと思う。

　これで、任命責任も含めて菅首相の残された時間が大幅に減ったと

観るべきだろう。

　菅さんは魅力のない首相だが、彼が残された時間内にやろうとしている

数々の事柄にはみるべきものがある。次の首相には期待できないかも

知れないものが多いからだ。

　自然エネルギーの全量買い取り法案などは、ぜひ作っておいてもらい

たいし、東電も含めた発電、送電の分離化もスパッと決めておいてほし

かった。

　　被災地復興に向けて、思い切った法案を提出して成案として欲しかった。

しかし、ことここに至っては、自民党、公明党のかき回し作戦に振り回させ

「政治が出来ない」日々が続き、引退を余儀なくされるだろう。

　　踏ん張って、せめてこれだけは・・と言う、最後の仕事をしっかりして

欲しいものだ。