にも上がっている。日本の作家の中では、彼の作品ほど諸外国に翻訳され
読まれている人は他にはいない。
彼の講演した全文が毎日新聞の15,16,17日の夕刊に連載されている。
さすがと言う言葉を使っては、世界的名声の作家に申し訳ないが、本当に
すばらしい講演である。
ぜひとも多くの人に読まれることを願うとともに、全世界に翻訳されて
世界中の人たちに読んでもらいたい。
彼の講演の中には「日本人」が上手く描かれている。日本人であることの
誇りを取り戻させる内容が色濃く語られている。
そんな素晴らしい日本人が、なぜか日本人らしさを無くした悲しさも窺い知る
ことができる内容だ。
私も、こんなすばらしい講演をしてみたいと思ってしまった。短い言葉の中に
凝縮された、日本を愛する心がにじみ出ていて感動した。
これほどまでに感動を与えてくれた講演に対して、異論を発する人も多いと
言うから、世の中は分からない。どこが・・何が気に食わないのだろう。
ぜひとも、みなさんに、出来たらプリントアウトして、ゆっくり、じっくり読んで
味わってもらいたい。
私の妻などは、感動で震えている。