中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

就職難は本当ではない

今の時代、私たちの耳に入ってくる情報は、「就職難」である。
働きたいのに、働くところがないという情報が溢れている。
 
昨日のある会合で、とんでもないことを聞かされた。
就職難と言うような情報は、全くの嘘であって、真実は違うと。
 
ある県の建設業を束ねる法人の幹部の話だ。
高校、大学などに人材を求めているが、一人として求職してこないと言う。
本人が求めても、親が「建設業などに行くな」と言うらしい。
就職なと言うより、企業側が人材に飢えているのが実情だと言う。
 
「私流生き方」の中で、私の若いころの就職難を書いた。
今のようにアルバイトのようなものが出来ない時代で、本当に厳しい就職難だった。
それに較べると、今の若者は選り好みが強く、働く職場があっても就職を望まないようなのだ。
彼が言うには、大都会と言われるところを除いて、どの県も同じような傾向らしい。
 
彼の話では、ある程度規模のあるしっかりした建設業の集団だと言う。
それでも人は集まらない。なんとしても人材が欲しいと焦っていると言う。
このようなことを、初めは信じられなかった。しかし、彼は私の友人でもあり、ある県の要職に
居たすばらしい人なのだ。そして、他府県の事情にも詳しい。これは事実なのだと伝えたい。
 
就職難って、どこの話し? と言うのが、彼らの日常の会話らしい。