中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

心配が現実に、対中国外交

この間から「だれが首相に・・」「個々の自立・・・」の中で、軽く触れておいたが、菅首相で日本は大丈夫なのか、日本の外交はどうなるのだろうかという懸念が、早速現れてきた。
中国側が、首脳対談をドタキャンするという異例の圧力を加えてきた。
この中国側の態度は、あまりにも異常であり、国際礼儀を失するもの
でもある。
だからと言って、日本に非がないわけでもなく、一方的に中国側の
態度だけを非難していてもらちが明かない。
国益にとって外交は何よりも大事なものであり、外交が下手と言う
連中には国を預けておくことはできない。
佐藤優さんは、日本の外交がいかに下手かを専門家の目から書いて
おられる。要はインテリジェンスの問題なのだ。
プロパガンダをフルに活用するのが外交上手な国々のやり方だが、
日本のプロパガンダは昔から下手だったようで、戦争に負けたのは、
実力の差もあるが、プロパガンダ合戦で負けたと言ってもいいほどである。
言い換えると、外交は素人では出来ないと言うことでもあり、優れた外交官を如何に養成出来るかにかかっている。
そして何より、首相をだれにするかを国民はもっと考えなくてはならないだろう。
目先の数億円の金がどうしたとかいう問題より、数百兆円の「国損」
(国損と言う言葉はないが、国益の反対語としてあえて使う)を考えれば、首相選びにももっともっと深く考えてもらいたいものである。