中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

どんな情報も、一方からのものでは分からない

インターネット時代になって、情報が世界中に溢れている。
何が本当の情報なのかを分析、整理する力のない人には、この情報時代の中では
波に飲まれてしまうだけだろう。
正確な情報を得るためには、インターネットなどよりも本を読むことを勧めるが、
さりとて本は頼りになるかと言うと一概にそうとは言えないから厄介だ。
がん情報などは、半分以上が信頼できないと言ってもよいかもしれないからだ。
インターネットだけでなく、本の場合も読者はその書き手の肩書を参考にする傾向がある。
しかし、医学博士の肩書でとんでもないことを書いている人が多いことに驚く。
多くの読者は、それがとんでもないとだと知らずに信じてしまうから恐ろしいし、信じて
あちこちに語り伝えるから、間違った情報が巷にあふれてしまう。
鳩山首相小沢幹事長に「私も辞めるからあなたも辞めろ」と迫ったという報道は、
鳩山さんは、最後に良いことをした・・と言うような受け取られ方をしたし、美談として
伝わっている。
しかし、一方それは逆であって、小沢さんが「俺がやめるから、鳩山にも降りてもらおう」と
周囲に漏らしていたというかなり信頼できる報道もある。
どちらが本当なのかわからないが、こんなことなら二人だけの関係の問題で国民には
差しさわりがないが、情報が違えば自体が大きく変わることだってあるのだから、マスコミは
正しい情報を提供できるように努力してほしいものである。