生活習慣病のことを書いているとどっぷり
深い話に入り込んでしまうので、今回は気楽に
スポーツ選手について考えてみたい。
大谷翔平選手が素晴らしい活躍をして、毎日の
ように称えられています。昨日はスポーツ雑誌で
今年最高の選手という称号をもらいましたね。
でも大谷選手もこれまでに腕の筋肉の手術を二度
受けています。
私の若いころなどは、直球、カーブ、シュート、
ドロップという球種が主でした。中日の杉下投手の
ドロップなどは有名でした。いまのメジャー野球では
そういう呼び方の球種はありませんね。
昔と違って、球速も早く、特殊な曲がり方をする
変化球がいろいろと編み出されています。
球種によってボールの縫い目を持つ場所を変え、投げる
瞬間に腕と手首などをひねって変化させます。それを
繰り返すことで筋肉などに負担がかかり痛めてしまう。
トミージョン手術も万善ではないので、なんども
やれません。 どんなスポーツにもいろんな怪我が伴い
ます。
大相撲の場合などは、よく食べよく寝て体重を増やさ
なければ戦えない。そのためにどうしても肥満体質に
なり、糖尿病の力士が多くなってしまいます。体重を
増やし鍛えることによって好成績を収めることも出来
ますが怪我も多くなり、怪我で休場するとどんどん地位
が下がります。「おうのしょう」が28歳の若さで引退
したのも怪我の結果でした。とても厳しい世界で戦って
来たのです。「おおのしょう」が、子供のときからライ
に引退しましたね。
せり上がってきて横綱にまでなりました。その精神力に
おおくのフアンが賞賛を惜しみません。
若隆景も同じような経過をたどり、三役にまで戻って
きました。どのスポーツにも厳しさがありますが
大相撲の場合は特別に厳しいのではないでしょうか。
どのスポーツも、選手たちを応援するだけでなく、
選手たちの精神力をたたえながら観戦しております。
大谷翔平選手の場合、食事法、休息の取り方などに
も、彼を支える精神力、意志が表れているように
思っています。すごい精神力の持ち主ですね。