中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

思い出の地に大雨特別警報が・・氾濫が

 1都11県に出された大雨特別警報の中で市や町の名前が

画面のテロップで流されている。

その中に懐かしい地名をいくつか見つけた。65年前に泊めて

もらったことがある、当時は神奈川県愛甲郡愛川町だったと記憶

しているが、いまは愛川市と言うらしい。同い年の八木さんが私が

在籍していた神学校にキャンプに来られた。キャンプのリーダーは

わたしだった。当時は夏休み期間に各地からくる青年たちのキャンプ

指導をしていたものだった。 八木さんから愛川の川にはきれい鳴声

のカワズがいるから来ないかと誘われて訪ねた。寒い時期に行ったので

カワズはいなかったが、彼の家に泊めてもらった。養蚕家のおうちだった。

その夜、生まれて初めて「かいマキ」という布団で寝た。肩をすっぽり

覆う布団だった。その町へ行ったときに、「八木さんのおうちはどの辺り

でよう・・と訊ねると、「この町じゃほとんどみんな八木だよ」と言われて

戸惑ったことを思いだす。それから会ったこともなく消息も知らないが、

健在なら85歳になるだろう。名前の方の記憶が定かではないがアキトシ

だったように思う。

 千曲川の名も懐かしい。千曲川上田市は何度も行ったものだ。上田市

には思い出もたくさんある。テロップが早いのでチェックできていないが

箱根や、神奈川の街にも思い出がある。みんな何も起こりませんようにと

祈るしかない。 河川の氾濫は厳しい。停電だけなら待てばなんとか

なるが家屋に土砂が入ってくると後始末がつらい。 最もつらいだろう。

 野球もラグビーも、なにもないから楽しめるのであって、被害に遭うと

それどころではなくなる。 最近、がんの告知を受けた方などは、なにも

楽しめないだろうとおもう。 楽しめるのは、今の生活が落ち着いている

からで、告知を受けた直後は、桜の満開を見ても、きれいだとは決して

思えないものなのです。台風被害者だって同じでしょう。辛いでしょう。