米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は9日、ロス商務長官が
海洋大気局(NOAA)幹部に対し、「ハリケーンが南部アラバマ州
を通過する恐れがある」としたトランプ大統領の主張と矛盾する
気象予報の撤回を迫ったと報じた。応じなければ更迭すると圧力を
かけたという。
トランプ氏は1日、バハマを襲ったハリケーン「ドリアン」の進路を
めぐり、アラバマなど南部各州を「想定以上の勢力で直撃する恐れが
ある」とツイート。その数分後、同州バーミングハムの気象当局は
「アラバマには何の影響もない」とツイッター上で否定した。しかし
トランプ氏は主張を曲げず、4日には同州が進路に該当するようペンで
描き足されたNOAAの予想図を記者団に示していた。
同紙によると、NOAAを所管する商務省のロス長官は6日、出張先の
ギリシャからジェイコブズNOAA長官代行に電話をかけ、大統領の説明
との矛盾の解消を指示。ジェイコブズ氏が異議を唱えたところ、状況が
変わらなければ同氏を含む政治任用の幹部らを更迭すると告げたという。
以上はニュースです。でも・・とんでもないニュースです。ハリケーン
の進路予想に大統領が絡んできて変更を指示し、従わないと首になると
脅すとはひどすぎるではないか。 なんでも自分の思うようにしたいと
いうことだろうが、アメリカの大統領ですよ。その人がやることでは
ないでしょうに。