中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

カジノ規制、これでよいのか(2)

 (1)から続く。
 日本でカジノができることに反対はしない。上手に運営できれば
カジノは楽しいひと時を与える場で有りうるからだ。
 しかし、私は日本という国ではカジノ運営が難しいのではないかと
考えている。その根拠は日本の暴力団の存在である。多くの方は
暴力団なんて警察が抑え込んでいる・・と思っているのではないだろうか。
しかし、その考え方は間違っている。日本の暴力団の力を甘く考えては
いけない。彼らは巧みに姿を変え、隠している。警察、検察などが建前的に
取り締まった経緯が彼らをして巧妙に姿を隠す手段を与えてしまった。
政府は、徹底的に暴力団排除をやるべきだったのだが、政治家にも、それが
できない弱めがあった。
 カジノができた場合に、暴力団の影響を受けないでおれるのかという問題
解決の策を持っているのかどうかが問われている。
 話は少し横道に逸れるが、日本の警察にある、汚いネズミ取り点数稼ぎ
主義がはびこっているようでは警察が信用できない。
 わかり易く書こう。車を運転しない人はご存じない場合もあるでしょうが、
ネズミ取り主義というのは速度違反の場合だけではないのです。標識を
見逃して右折左折した場合に捕まる「場所」があちこちに存在します。
それは、標識のある位置が運転者に見えにくい場所にあるために起こる
見逃しミスなのですが、警察は、それを承知でその場所に隠れて見張って
いて検挙し「点数稼ぎ」をしています。警察は国民を味方にするのではなく、
敵に回しているようにすら感じます。
 私は、そういう場所を見つけると、警察官の側に行って「そんな汚いやり方
を改めてはどうですか」とハッキリ言うことにしています。嫌な爺だと思われて
いるでしょうが、そのような警察では国民の信頼を得られないと思っている
からです。
 さて・・カジノの話でした。カジノのカードテーブルではゲームをしながら酒も
飲めます。そこでいい気分になるのはいいとして、何かの際に大きなな声で
騒いだとします。わずかに1回、おおきな声を出した瞬間に!!!巨大な
ガードマン二人が両脇を抱えて引きずり出してしまうのです。何度かその現場
に出くわしました。同じカードテーブルでしたので、その素早さには驚いたもの
です。さて・・日本でこれができるでしょうか??? 日本人は酒に弱い。自己
確立できていない人が多い国です。だから酔っ払いが多い国です。気に入ら
ないと大声を出すでしょう。その時に、あっという間に両脇を抱えて警備室へ
連れて行けるのでしょうか?? 警備にはだれがあたるのでしょうか?
(3)に続く。