中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

お彼岸に思うこと

  昨日は「秋分の日」でした。妻の父の命日でもあります。
77歳のこの日、自転車に乗って町まで出かけブドウを買って帰り、
家族で食べ終わって「昼寝する」といって寝たままで亡くなったそうだ。
彼岸の日にこんな死に方ができるということを「極楽往生」と言うのだろう。
春分の日」は、「自然(しぜん)をたたえ、生物をいつくしむ」日、
秋分の日」は、「祖先をうやまい亡くなった人々を忍ぶ日」として、
国民の祝日に定められています。
そして、「春分の日」と「秋分の日」は、お彼岸の中日(ちゅうにち)
でもあります。
お彼岸は春分の日秋分の日の前後3日間の7日間なのです。
 仏教では、ご先祖さまのいる世界<極楽(ごくらく)を「彼岸(ひがん)」、
いま私たちが生きているこの世界を「此岸(しがん)」といい、「彼岸」は、西に位置し、
「此岸」は、東に位置するとされています。
3月の春分の日と9月の秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので
彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考えられ、この時期に先祖供養を
するようになりました。 私は仏教徒ではありませんからこれ以上のことは知りませんが
それでもお墓にはまいります。28日に行く予定を立てています。
 お彼岸の食べ物といえば、「ぼたもち」と「おはぎ」。
「ぼたもち」「おはぎ」には、あんこ、きな粉、ゴマ、青のりなどがありますが、
その作り方は、もち米などを炊(た)いて、つぶしたものを丸めてからあんこや
きな粉で包むというものです。
いったい、どこが違(ちが)うのでしょう。
「ぼたもち」と「おはぎ」は、それぞれ「牡丹餅(ぼたもち)」「お萩(はぎ)」
と漢字で書きます。
これは、春のお彼岸の頃には「牡丹(ぼたん)」の花が咲き、秋のお彼岸の
頃には「萩(はぎ)」の花が咲くことに由来(ゆらい)しています。また
「牡丹(ぼたん)」の花は、大きな花ですから「牡丹餅(ぼたもち)」は大きめに、
「萩(はぎ)」は小さな花なので「お萩(はぎ)」は小ぶりに作られるようになりました。
つまり、「ぼたもち」と「おはぎ」は、基本的には同じ食べ物ですが、食べる季節が
違うため、呼(よ)びわけるようになったのです。
 今日娘夫婦と孫息子の三人が間もなく(2時半ごろ)来ることになっています。
関学の後輩の試合を応援してからくるのですが、今日も勝ったようで一安心。
ところで今日は娘の誕生日でもあります。53年前のこの日、産婆さんが来る
のが間に合わず・・私が取り上げました。そのせいか???すごく秀才です(笑)
おはぎを25個と赤飯と誕生日ケーキを用意して待っています。