北朝鮮の核実験に思うこと

今日、北朝鮮は核実験を行った。

９日に実験が実施されると予測されていたが前倒しに実施したのには

何か理由があるのだろうか。

北朝鮮が重大発表をするときにあらわれる女性アナウンサーが今日も

登場した。彼女は北朝鮮にとって喜ばしい重大ニュースの時にあらわれる。

彼女は７７歳だそうだ。

前回（昨年）の実験時より５～６倍の威力だという報道や９，８倍という報道

もある。いずれにせよ、これで北朝鮮は核保有国の仲間に入ったことを世界に

示したことになる。

　核を持った国が優位になるのであれば、日本にだって核を持たせようという

人たちが現れる。アジアでも中国、北朝鮮、インド、パキスタンが保有国となり、

イランも保有国の仲間入りを目指している。

北朝鮮は、核を持つことでアメリカとの外交関係を有利にしようと模索してして

いるのに対し、アメリカをはじめ日本や韓国などは北に「制裁」を加えることで

核放棄をさせようとしている。

「制裁」は日本の高校などの校則とも似通っている。タバコを１回吸えば自宅謹慎、

３回吸っているところを見つかれば退学・・などと・・校則を強めて生徒を追い込んで

行くやり方と、北朝鮮への制裁が似ているように思えてならない。

それに中国やロシアは賛成しているように見せながらも裏面では支援しているの

ではないかとも思えるふしもある。

　トランプ大統領は「話し合いでは解決できない」といい、国務長官は話し合いで

解決しようといっている。安倍首相は「アメリカとすべて一致している」という。

　追い込んで「窮鼠猫を噛む」ことにならないようにしていただきたいものだ。

北朝鮮だって、破滅は望んでいないと思うからだ。