ピンピンコロリかグダグダ潰れか・・何のこと？
多くの人たちは、「ピンピンコロリ」が理想だと
言います。
そうなんです。
昨日までぴんぴんしていたのに、亡くなったの？
と、言われるような死に方をしたいのだと。
たしかに、そういう死に方というのは、悩むことも
ないし、苦しむこともないのだから、理想の死に方
かもしれない。
でもさ、これほど難しいものはないのですよね。
ピンピンコロリ・・で、一番多いのは事故死でしょう。
ピンピンコロリを望んでいる方も、事故死はしたくないと
思うでしょう。
昔は・・脳梗塞とか脳溢血とか、心臓発作などで、一見
元気に見えた方が倒れて亡くなった・・ということが
多かった。
でも最近は救急車が飛んできて・・いや・・走ってきて
死にそうな人も救われてしまうから、昨日まで元気だった
人が・・というケースも少なくなった。
だからこそ、平均寿命もだんだん延びてくる。
私の場合も、「予定」とは違ってきた。
予定では？？８０歳で対岸（何の対岸かはしらないけど）
に渡るであろうと思っていた。
ところがどっこい、こうして今も、「ぴんぴん」では
ないけれど、生きている。
自分のことは自分でできる。今日も三宮まで車を運転して
きた。
妻は、私の運転は安心できると、信頼してくれている。
わたしの場合は、グタグタと、日々少しずつ機能が潰れて
きて、逝ってしまうのだろうと思う。
人間は、なかなか簡単には死ねないものだということも、
みなさん、知っていてほしい。
