将棋の「竜王戦」7番勝負への挑戦権を得ていた三浦九段が
対局中にコンピューターソフトを不正に使用した疑惑が指摘され
挑戦権を奪われ、対局も停止されていたが、日本将棋連盟が設けた
第三者委員会が「不正行為の証拠なし」との調査結果がでた。
この件に関して将棋連盟はお詫びの会見を行ったが、今回の処分の
ミスは、誤って済むことではないのではないか。
竜王戦への挑戦権は厳しい予選を経て掴み取ったものであって、
彼の努力の結果でもあったのだ。
今回の将棋連盟の処分のあり方には、焦りが感じられ、勇み足が
あったのではないか。
誤っただけでは、三浦九段の社会的な「人格・信用」は戻らない。
将棋フアンは多い。そういうフアンにも納得させる解決策を見せて
ほしい。