騎手は危険な職業

　　３日の阪神５Ｒ・新馬戦に出走していたベルクロノス（牡２歳）が

　４コーナーで故障を発生し、騎乗していた福永祐一騎手（３９）が落馬した。

　意識はあるものの、右肩を強打して右鎖骨を骨折。以降のレースは全て

　乗り代わりとなった。
　今後、騎乗を予定している香港スプリントのビッグアーサー、１２月２５日の

　有馬記念のシュヴァルグラン、ホープフルＳ（２５日・中山）のグローブシアター

　などへの騎乗は難しくなった。
 　福永は、昨年１０月３１日に行われたスワンＳのローブティサージュで落馬。

　当時は右肩鎖関節脱臼などで全治５か月と診断されたが、驚異的な回復を見せ、

　３カ月半後の２月１３日京都３Ｒナリタマカニ（７着）で復帰している。

　　祐一騎手のお父さんである福永洋一さんは、落馬によって脳障害をおこして

　復帰が果たせなかった。

　　あの頃は、私も福永洋一さんのフアンだったので、辛かった。

　息子の祐一君が、父の跡を継いでよく頑張っているが、怪我だけはしないで

　くれよと、祈っているのだが。　洋一さんの奥さんの献身的な支えをよく知って

　いる。祐一君は、奥さんにあまり心配をかけないようにね。