中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

天皇の生前退位の意向は理解できる

 天皇陛下が、生前に天皇の位を皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を
 持たれていることが明らかになった。
 何度も書いてきたので読者はお分かりだろが、両陛下のスケジュールは
 気の毒なほどで、両陛下のご年齢を考えると過酷すぎる。
 両陛下と私はほぼ年齢が近く、天皇陛下とは約1歳違い、皇后陛下とは
 10日ほどの違いなので、体力的な衰えもよく理解できる。
 両陛下とも「持病」があるだけに、なるべくなら静かな生活をと望んできた。
 天皇陛下は任務を皇太子に「代理」でやらせることにご不満がおありのようなのだ。
 生前退位には皇室典範の改正が必要だが、すでに密かに準備もされている
 ようであるが、頑固な分からず屋もいて、そう簡単に皇室典範改正ができるとは
 限らない。
 そういう「分からず屋」は、天皇陛下のお立場やお体を考えてのことではなく、
 自分の立場で考える人たちなのだ。はっきり言うなら「極右翼」的な人たちだ。
 両陛下から御所のお玄関で、2度も握手をしていただいた日のことが今も私の
 誇りとなっている。