中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

日本の国は素晴らしい(1)

 政権などには厳しい批判を浴びせてはいるが、私は日本は
 いい国だと思っている。特にアベノミクスなどはアホノミクス
 だといわれるぐらい質が悪く、日本のためにはならないだろうと
 思っている。そんなことはさておいて・・日本が好きだ。
 これからしばらく『日本のいいこと』を書き続けようと思う。
 私の場合は、カナダ、豪州で15年間過ごしたことがあるだけに
 外からも日本と言う国を見てきた。だからこそ、悪い面もたくさん
 見えてしまうが、良い面が多いのも事実。
 なによりも日本が誇るべきはその景観である。
 名所旧跡とかなどというものではなく、どこにでもある、ごく普通の
 景観のことなのだ。
 日本のどこに行っても、外国ではあまり見られない美しい景観が
 存在する。その景観に、もしあなたがそのことに気が付いていないと
 したらもったいない話だと思う。
 世界一の景観があるからこそ、日本には「八百万(やおおろず)の神々」
 が住んでいるのだ。
 西欧諸国の一神教ユダヤ教キリスト教イスラム教など)では
 神は世界にただ一つしか存在しないということになっている。
 だから一神教(いっしんきょう)といわれる。この3つの宗教の関係は
 ユダヤ教のバージョンアップがキリスト教であり、キリスト教のバージョン
 アップしたものがイスラム教という兄弟宗教ともいえる。いずれもアラブの
 砂漠から生まれた。夜になると澄み切った空に無数の星々が見える、
 そういう環境の中から生まれた宗教だから、一神教になる要素はそこにある。
 日本のように多様な景観など全くない場所で生まれた宗教であり、考え方
 でもあると言えるだろう。
 日本には、なんと8,000,000もの神々が存在する。
 どうしてそんなにたくさんの神々が生まれたのか。
 日本の場合、山へ登っても、谷を下っても、大きな木が神々しく
 見え、大きな石も神々しくみえる。思わず手を合わしたくなるような
 景観が日本中に存在しているから、神の数も増えるというものだ。
 巨石にも大木にも神が宿ると日本人は考えてきたからこそ、八百万もの
 神が存在することになった。景観が神を生み出したのである。
 どうしてそんなに景観が良いのか?
 答えは簡単。四季があるからだ。日本のような形の四季を持っている国は
 珍しい。日本のように「水」に恵まれている国も珍しい。
 四季が雨を降らせ、この国に潤いを満たせてくれている。