岡山大大学院の津田敏秀教授(生命環境学)が国際環境疫学会の
いると報告して波紋を広げている。
実施した健康調査の結果を分析したものだという。
外国特派員協会で会見した津田教授は、論文の詳細を説明したなかで、
原発事故から2014年末までに県が調査した約37万人を分析した結果、
で甲状腺がんの発生率が国内平均と比較して50倍に達したほか、
「郡山市」で39倍などとなっていたという。
ヨウ素剤を飲ませておけば、これから起きる発生は半分くらいに防げた
はずだと、当時の政府・自治体の対応を批判している。
公表されたことについても 「これらを踏まえて考えれば、もっと大きな放出、
福島県の責任が問われることになるだろう。今後の対応を見守りたい。