中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

人の心に潜む闇

新幹線での焼身自殺をやった人は、日ごろから年金への不満を
漏らしていて「年金基金前で自殺してやる」と言っていたらしい。
どのような心変わりがあったのか、新幹線での焼身自殺と言う
前代未聞の方法を選んでしまった。
 人には心の闇と言うものがある。たいていの人にあるようだ。
そんなものはないという人がいれば、不思議だ。
誰もが持っている心の闇を照らす光を感じる人と感じられない人が
いる。
彼の場合、前日にポリタンクを持ってGSへいく彼に、「どこへ行くの?」
と話しかけた人がいる。彼は「GSへ」と答え、話しかけた女性は「これから
暖かくなるのだから灯油は要らないわよ」と言ったが、彼は無視して
歩いて行ったようだ。
 この女性の語りかけは「光」だったのに、彼はそれを感じるセンサーを
持っていなかったようなのだ。
 「光」とは神であり、仏であり、友である。自分の周りに「光」を感じる
ことで、多くの人々は心を支えられて生きていける。
彼は闇の中にすっぽりとはまってしまい孤独になっていたのだろう。
だからといって、今度の行為を許すわけにはいかない。
あまりにも身勝手な行動だからだ。人を巻き添えにする身勝手を許すと
人間社会は崩壊してしまうからだ。