中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

真央ちゃんのソチ五輪のFPは圧巻だった

浅田真央さんには、なんども夢を見させてもらった。
ときめきを感じさせてもらった。
でも同世代にミム・ヨナさんがいたのが不運だった。
3回転半(トリプルアクセル)の採点基準が以前は低かったと
言うのも不運だった。
大事な時期に、お母さんを亡くしたのも不運だった。
そういう不運を乗り越えてきたのが浅田真央さんだった。
ソチオリンピックのSPの散々な出来に、日本中のだれもが
もう・・真央ちゃんはダメなのか…と思った。
ところが、さまざまな困難の中、FPで見事な演技をやってのけた。
今年の世界選手権男子の羽生選手の見事な逆転優勝もすごかったが、
羽生の場合は、まだまだやるだろうと、誰もが思っていたものだ。
彼は実力を発揮して優勝した。
しかし、ソチオリンピック浅田真央さんの場合は、すでに現役として
終盤を迎えている選手だった。だから・・ここまでか…と、思ったのだった。
だが、しかし・・あの時の浅田真央は凄かった。鬼気迫る、渾身の演技を
やってのけたのだった。
彼女の選手として輝いていた期間・・ずっと応援してきた。年齢が足りずに
オリンピックに出られなかったことは悔しかった。出られるのにね。
五輪出場年齢を変更させたのも彼女だった。
格段に高難度となってきている今の女子フィギュア界でも、トリプルアクセル
を飛べる選手はほ、ロシアの2選手ぐらいだろうか。
日本だけでなく、世界を牽引してきたのが浅田真央ちゃんなのだ。
いつまでも・・・忘れないよ・・真央ちゃんを。