中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

高齢者運転の問題視より、免許制度の改正をすべし

 高齢者の自動車事故が取り上げられることが多い。
 高齢者の事故が増えているからだろうが、事故があれば
 高齢者?と疑われる世相に腹立たしい。
 記事を書いている記者たちが若くて、自分たちが高齢に
 なったときのことなど、思いもよらないのだろうが。
  高齢になると、身体的に様々な問題が生じるのは明らかな
 ことなのだが、事故につながるのは、免許制度の欠点にある
 のだと、どうしてマスコミは書かないのだろうか。
 運転免許更新のための高齢者講習に行くと、実技運転をさせられる。
 この時に、あまりにも下手くそな、爺、婆が多いのに驚く。
 わたしだってくそじじいなのだが、とてももじゃないが、路上運転
 するなよな・・と、言いたくなる人たちに、どうして免許更新が
 認められるのか。
 実技運転の前にも、いろんなテストがあるけれど、実技運転が
 一番わかりやすい。運転免許更新は、実技運転を軽々とパスした
 高齢者だけに絞るだけで、約半数は蹴落とされるはずなのだ。
  マスコミの方たちよ、高齢者講習の際の、実技運転の様子を
 しっかり取材してごらん。
 そして、制度の見直しを大きく提案してほしいものだ。
 マスコミさん、そういう提案ができますか? どうして、今のような 
 制度が残ったままになっているのかを、知っているだろうから書け
 ないかもしれない。警察の天下り人事と、免許更新制度とが、大きく
 かかわっているのが、高齢者事故がふえている要因の原因なのだから。
 安全協会加入などという、怪しげなものをいまだに残しているのは、
 なぜだっけ? 
 よくよく、社会の不思議な「仕組み」を勉強しよう。既得権益
 仕組みの深さを知ろう!!