中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

坂本冬実で想い出すこと

 いまテレビの、坂本冬実、都はるみ八代亜紀伍代夏子
 4人によるコンサートを聴きながら書いている。
 私が一番好きなのは都はるみだが、それは歳のせいだけではなく
 心に響く歌が多いせいだろうと思っている。
 毎年コンサートに出かけるのは、五木ひろし都はるみと、ほぼ
 決めている。
 今からちょうど30年前は私にとって人生最大の大勝負のころだった。
 身の程知らずなことに高校を創立しようと駆けずり回っていた。
 初年度の生徒募集に乗り遅れて生徒18名からのスタートとなった。
 その翌年には、NHKなどが大きく取り上げてくださったこともあり、
 順当に生徒が集まり200名を超えた。
 校舎を新しくして受け入れ準備にあわただしい日々だった。
 新入生が入り、少し落ち着いたころ、ごあいさつ代わりに近くの
 スナックへ行った。何しろ校庭を持たない学校だったので、生徒たちが
 ご近所にご迷惑をかける。 
 だから、ご近所の町内会の会長など世話役の方々が集まる場所だと
 聞いていたので、その方たちへのご挨拶もさりげなくしたかった。
 カラオケ大好き(なんといっても8トラックなどよりうんと前からの
 カラオケを知っているという人は今では少ない)人間ではあるが、
 最新曲とは縁が途切れていて、何も知らなかった。
 スナックのママに「最新曲でいいものを教えてよ」と頼んで教えて
 もらったのが坂本冬実の「あばれ太鼓」だった。
 画面を見て、坂本冬実も年を取ったな~と思ったら、彼女は間もなく
 48歳になるらしい。(3月30日が誕生日)
 自分はと言えば、よれよれの爺となっていて、いつ対岸に渡っても
 おかしくない。それでも気分だけは若いから厄介なものである。