中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

2・3号機もメルトダウン

東電も、やっと2,3号機もメルトダウンの可能性があることを
認めた。
当初から指摘されながらも隠してきたが、ことここに至っては
もう隠しおおせない。
厳しい現実を突き付けられて、今後東電はどのように収束に
持って行くのかが注目される。
17日に新しい行程表の発表が予定されているが、事態が悪化
しているので見直しが必要だし、間に合わないのではないか。
 
横浜から曳航中のメガフロートは1万トンほど入ると言うが、すでに
1~4号機に溜まっている汚染水はそれを上回っている。
プルトニウムは、重くて多くまで飛ばないが、近くの海水を汚染
している可能性がある。
対策しなければならない事項が多すぎて対処しきれていないのが
原発専門家の中で、誰ひとり「原発事故対策専門家」がいなかった
ことが浮き彫りになった。
だから、今後はどのように対処していくのかも「手探り」であろう。
このような国を滅ぼす可能性のある事故が、手探りでしか対処
出来ないものを、日本国中を囲むように54基も設置した自民党
政権と、それに同調したした連中は、今何を考えているのだろうか。
浜岡原発を誘致した中曽根氏は、長生きし過ぎて辛い現実を
見ることになってしまった。
思いきって、反省の弁を述べたらいかがだろうか。多くの政治家の
範となすべき反省の言葉が聞きたい。