中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

日本は隠れ移民大国か(6)日本語教育について

 先日も書いたように、日本と言う国は外人アレルギーが多い。
そのくせ、知り合った外人には必要以上の接待をしたり土産物を
渡すなど、外人との付き合い方が世慣れしていない。
 たとえばアメリカにいる友人に会いに行くとすれば、かなりの
土産を(2~3万円の)持参する人が多い。 しかし、彼ら彼女らが
来日してくるときは安物のチョコレート数枚ということも不思議では
ない。 世界はそれで通用するのである。 世界を知らないという点
では、世界でもと言うより・・アジア諸国の中でも日本が一番世界を
知らない民族だろうと思う。 島国なので周囲国と陸続きになって
いる国々とは・・過去の経験がないからだろう。
 先日、ネパールの青年と話し合った。彼が言うには、ネパールの
若い人たちは、ネパール語、インド語、英語が話せるようになっていて、
その他に日本語とか中国語とかを知ろうとしている人が多いらしい。
 今の日本では、日本語でさえ怪しくなっている。 先日から我が家に
点検に来た人が「大変申し訳ありませんが、ここにご署名を頂けます
でしょうか」と言ったのには、驚いた。
 検査をしたという確認書への署名なので、検査の結果、器具に異常
はございませんでした。確認書にサインをお願いします。で、良いのだ。
 いちいち「大変申し訳ございませんが」などという日本語は丁寧でも
何でもなく、日本語を知らないのだと言っても過言ではない。
 こういう経験は何度もある。 小・中・高で学びながらどうして日本語
が普通に喋れないのだろう・・かと思ってしまう。
 英語の直訳のような「・・していただいてよろしいでしょうか」という様な
言葉が多用されているなか、大変申し訳ございませんが・・を英訳すれ
ば・・どうなるか。 そんなに悪いことをあなたはしたのですか? 検査
したと言うけれど・・器具を壊したのですか?と外人なら思うでしょう。
 就労のために来た外国人たちに、日本語を教えるのはもっと難しい
と言う話を書くつもりだったのに・・話が逸れました。 次回に書きます。、