競馬の有馬記念が終わり、今年の競馬がすべて終了した。
野球の大魔神こと佐々木さんの持ち馬は3着だった。
私が競馬というものを初めてやったのは、36歳の頃だったと思う。
残すのみという時間帯になってからだった。
なにも分からない。オッズ掲示板をみて「あれは何?」と質問した
ほど無知だった。 仕方がないから一枚だけ買うことにしてオッズ(倍率)の
最も高いものを買った。なんとその馬が勝ったのだった。万馬券と言う奴で
100円で勝ったのは1万5千円にもなった。 それが縁で馬券を買うように
なった。毎週競馬新聞を買って研究した。私は血統を調べるのが好きだった。
しかし40歳を少し過ぎた頃には、まったくやらなくなっていた。
一度やめてしまうと、馬の名もどんどん忘れ、新しく出てきた馬の名も分から
なくなって、馬券を買う興味もなくなった。
だから今も競馬のことは分からないが、キタサンブラックのことなどは知っている。
競馬は外国でも人気がある。 オーストラリアでは「メルボルンカップ」が超有名だ。
この日は、豪州のどこでもレストランは予約制となる。ランチを食べながら、友達
家族とメルボルンカップを楽しむ。全国的にこれほど人気の高いレースも少ない
だろう。 メルボルンの競馬場は毎年、超満員の盛況らしいが、ご婦人方は
帽子を競い合う習慣になっている。 それに因んで各州ともレストランなどでも
帽子をかぶったご婦人が多い。 メルボルンカップの馬券を買ったことは一度も
ないが、みんなとわいわい一緒に騒いでいたことを思い出す。