ラスベガスでの銃乱射事件はあまりにも残虐でコメントしようもないほどだ。
しかし、死者が60人、負傷者が500人を超えるような犯罪がこのように
簡単にやれたのはなぜだろうか?
ネバダ州は全米の中でも最も銃規制のゆるい州だった・・ということにも
関連がある。 ネバダ州の銃規制についてみてみよう。
◆ 銃所有者の許可 必要なし
◆ 銃所有の届け出 義務付けなし
◆ 銃所有の数 制限なし
◆ 弾薬の数 お金があるだけ買える。無制限
前科者か、麻薬患者以外は銃を買うことができる。
いくらでも買えて保持できて、弾薬も無制限だとすると、今回の
犯人のように40丁ほどの銃器を持っていても違反ではない・・と言うこと。
これなら、ネバダ州では住民が「軍団」だって作れてしまう。その気になれば
集団を形成し、一気に蜂起することだって可能になる。
それでも銃規制の方向には進まない。 今週末に、ラスベガスで全米最大の
銃器の見本市が開催されることになっている。
犯人は、そのようなアメリカの銃規制の在り方に反旗を翻したのであろうか?
と思われるタイミングだった。