中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

巨大ウイルス・怖い

今日のニュースの中に、『仏研究チームは、ロシア・シベリアの
永久凍土で採取された3万年前の巨大ウイルスを蘇生させる
計画を発表した。気候変動が原因で、危険な微小病原体が
目を覚ます可能性があると同チームは警鐘を鳴らしている。
(AFP=時事)』というのがありました。
 関心を持って読まれた方がおられるかどうか。
私は大変な関心を持って読みました。
というのは、病気と言うのは、土の中、水の中から現れるからです。
土と水と接触の多い動物たちが新種のウイルスから病気になり、
ウイルスの変化(進化)の結果として人間にも移ってきます。
このことは以前にも書きました。
例えば、牛から人間に移った病気で、人類に大きな打撃を与えた
結核とか天然痘などです。鳥や犬猫、豚、羊・・・多くの動物から
それぞれ60種以上の病気が人間にも移っています。
家畜化されたものや食材としたものからうつるのです。
 以前、南極観測隊の方から「南極の氷の下に大きな湖が
あることは分っていて、掘削もかなり深くまで進んでいますが、
水を採取するかどうかが問題なんです」と、詳しい事情を聴いた
ことがある。
 豪州には、何箇所か巨大地下湖があることも分っていて、
水が欲しい豪州にとっては、喉から手が出るほど欲しいのだが、
「怖い」のだそうだ。
 北極は、温暖化が進んで、永久凍土の解凍の速度が速くなって
いる。今後どんなウイルスが地上に現れるかもしれない。
うかつに、蘇生させないでもらいたいものだ。