中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ゼネコンが潤い、庶民は苦しむ

 来年度予算では、公共投資が大きく増える。
それによってゼネコンが潤うことは明らかだ。
東北の復興などゼネコンが潤うステージがある上に国が
後押しする形となって、あのバブル期のような潤いを見せること
だろう。これから儲かるのは、自動車産業、ゼネコン、軍需関連産業。
 ゼネコンってなに?という方に・・・・。
 
総合建設業者という意味。元請負者として土木・建築工事を一式で
発注者から直接請負い、工事全体のとりまとめを行う建設業者を指します。
日本ではスーパーゼネコンと言われる5社があります。
スーパーゼネコンは、建設工事の施工を営業の中核としながら、社内に
設計部門・エンジニアリング部門・研究開発部門を抱えており、建設に
関する幅広い技術力を有している。欧米の建設業界では、設計会社と
施工会社が明確な分業体制をとっているのが普通であり、日本のスーパー
ゼネコンは世界的に見てもかなり特異な存在なのです。
大林組清水建設鹿島建設大成建設竹中工務店
 あのバブル期には、ゼネコンの1係長の身分で何十億の金を自由に
左右させていたものです。飛ぶ鳥を落とす勢いのような傲慢さがありました。
 今回、大企業の交際費が税務上で大幅に認められるようになりました。
本来は、大企業からもっと多くの税金を払ってもらいたいのに、政府は
大企業からの税徴収を少なくするということを決めたのです。
 交際費を税務上で認めることで、表向きの景気刺激策を取ろうとして
いるのでしょうが、庶民には何の恩恵もありません。
 平均所得500万円と言いますが、このブログを読んでくださっている方の
中で年収500万円を超える方がどれほどおられるでしょうか。
 数字が実態と合っていません。
 これからの庶民の生活は大変です。出費が増えるばかりです。