中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

汚染水対策の「凍土遮水壁」は失敗する

 まったくの素人の私が書いても信頼されないだろうが、
東電と政府が考えている汚染水対策の「凍土遮水壁」は、
320億円もの費用を投入して作ってもからなず失敗すると
思っている。
なぜならば、何度も書いてきたが、地下水というものを甘く考えているように
見受けられるからである。
 アイススケートリンクで氷を作るようなものを縦に建設して原発の周辺を
覆うというアイディアである。凍土を作るといってもよほど強力なもので
なくては、地下水の圧力には勝てないとおもう。
 一方、建屋の北側にたくさんの井戸を掘って地下水をくみ上げて、バイパスで
海に流す計画もある。
 これを1年も前から取り組んでいれば、今の悩ましい現実に遭遇しなくても
良かったかもしれない。
 しかし、考え出したタイミングが悪かった。後手後手にまわり、汚染水が海に
流れ出したことを東電が認めた後になって、このアイディアを出したものだから
漁民たちが反対している。
 漁民たちも、選択肢を誤らないようにしなければ、海への汚染が進むばかりで
ある。大規模な土木工事をなぜ展開しないのか、不思議でならない。
汚染が進むと、作業がやりにくくなる。防御服を着ての作業では大変だ。
一日も早い決断がいrだろう。