昔から「紙一重」という言葉がある。今日のスペイン戦の決勝点となるゴールは、正に紙一重だった。
前回大会までなら、認められないゴールだったが、
ミリ単位で判定可能となった今大会の中でも、最も紙一重と言えるものだった。
ラインの上にボールが、1ミリでもかかっているかどうか、人間の目では確認不可能の判定で勝ちを得た。
ボールに、入っているチップは日本人が作ったものに、他国の人のチップと合作して出来ているそうだ。
人生にも紙一重という事態がなんども起こりうる。
僅かの瞬間は、距離であったり、時間であったりする。その紙一重を「神一重」と言い換えても良いのかもしれない。
紙一重を、自分の味方に出来るか、出来ないかも、運命というもののだろうと思う。
今日は、三笘選手が、諦めずにボールを追った事が田中千のゴールに繋がったのだった。