中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

海に救われてる私の心(2)

最近の9日間は、どんよりしているか雨の日だった。

六甲山中腹のわが家から見えるはずの海も、大阪湾を隔てて見える対岸も見えなかった。

大阪湾の海は、空の青さを映さないから、さほど青いとは言い難いが、それでも海が見えるとホッとする。

今日は、久しぶりに海も対岸も見える。

対岸は子供の頃によく泳ぎに行った浜寺辺りではないかと思うのだが、あのきれいな砂浜がなくなり、埋め立てられて、見えるのはタンクの連立だけであるのが悲しい。

それでも、対岸が見えるまでに晴れていることが嬉しい。

子供の時、朝起きて雨戸を開ければ紀伊半島まで見えていた。淡路島の丘の上の家に住んでいた。

海から家までは約2キロほどだと思うが、街全体を見渡せる高台に家があり、景観だけは町一番だと言って良い所だった。

父親は11人兄弟の長男だ。

父母が離婚し、私は父の次の妹に6歳まで育てられた。

小学校入学のため祖父母、叔父叔母の暮らす淡路島ヘ預けられた。

育ての母でもあった叔母は今も最も心に残る大切な人だ。

父の9番目の妹(叔母)が、育ての母親に似ていて、私を大切にしてくれた。

その叔母の子供(従兄妹)と仲が良い。

従弟はなくなったが、従妹たちとはずっと仲良くしている。

従兄弟は血液的に兄妹のようなものと言われるが、そう思う。