政治家という者は、先を見通し国の将来を担うことが最も重要な仕事だと思ってきた。
しかし、残念ながら、小泉政権はアメリカに国を売るようなこと(当時の在東京のアメリカ大使館のホームページに掲げられた、対日政策に全て加担した)をやり(そんなことも知らない政治家もいるだろうし、多くの人は忘れている。小売業者が倒れ、シャッター街が増えたのも小泉政権のやったことが原因です)、以後の政権もことごとく先の読めない政権だった。
岸田政権になって、やや期待はしていたが、1月にゴーツートラベルを計画したことには驚いたものだ。
世界を見れば、1月には第6波になっていることは明らかだったからだ。
先を見るというほどの大げさなものではなく、目先に見えていたことなのに、どうして計画に入れたのかが不可思議だ。
政権内で異論も出なかったのかと訝ってしまう。
経済も考えているという見え見えのゼスチャーだとすれば猿芝居ということになる。