今日も新たに4人のオミクロン感染者が見つかりました。
新たに352人の濃厚接触者がいることも分かりました。
空港で検査を受けて陽性と判断されても、オミクロン株かどうかの判断が出るまでに、4日から5日間もかかるということが大問題です。
その間は、後に濃厚接触者と言われる人たちは、自己規制だけなので、他の人に接触することもあるのです。
また、日本での第一号となった外交官の場合を例に
挙げれば、家族四人のうち陽性は一人でした。
陽性者が数日後にオミクロンと判明したあとに、他の家族も陽性になっていました。
ですから、空港のチェックで、陰性、無症状な人であっても、後日に陽性になる場合があるのです。
こういう事を考え合わせれば、知らぬ間にウイルスが市中に入り込み、市中感染が起こりうる可能性があります。
いったん市中感染が起こってしまうと、とどまることなく感染拡大に繋がっていきます。
中国のように、あっという間に巨大ホテルを建設し、すべての入国者を14日間隔離するという方法でなければ、防ぐことはできないでしょう。
入国をもっと制限しなければ、来年早々にも国内で市中感染が起こる可能性があります。
オミクロンに株の恐ろしさがだんだん分かって来ています。
デルタ株もまだまだ脅威です。
4ヶ月サイクルの感染拡大の波から考えれば、来年早々にも第六波の影が忍び寄って来ていると考えるべきでしょう。