今日は11月3日です。
この日には強烈な想い出があって忘れることはありません。
私が小学生3年生の、この日のことです。
家が農家でしたので、牛の世話は私の当番でした。
朝早く、籠と鎌を持ちワラ草履を履いて草刈りに出かけました。
その日の気温が低く一面に霜が降りていて真っ白でした。少し歩いただけで、わら草履がすっかり濡れてしまい素足でしたから震えが来ました。
ようやぅいくらかの草を刈り取り、持ち帰り、藁を押し切りでセンチほどの長さに餌桶に半分以上切り入れ、草を混ぜ、米ぬかを混ぜ、米の研ぎ水も加えて牛に与えます。
朝食を食べ学校に向かいます。
ここまでは、毎朝やっていた作業です。
しかし11月3日は明治節と言う(今は文化の日)祭日なのですが、学生は登校して儀式を受けなければならなかったのです。
校庭で、重々しい儀式が行われます。校長先生が「朕思うに我がコウソコウソクニヲハジムルコト」
(変換不可能でした)と教育勅語を読み上げる間、頭を垂れて聴いています。
終わると、最敬礼をするのですが、その時、、プッとオナラが出てしまいました。
あいにく近くに担当の先生がいました。
式が終わると、ちょっと来いと校庭の角につれていかれてビンタ一発を喰らいました。
式の最中に屁をこくとは何たることじゃ、、と。
そんなことがあったから忘れられない日となったのですが、とても良いお天気の日でしたが、朝霜がおりるほど冷たい朝でした。
いま私がこうしてブログを書いている部屋は、窓を開けているのに28度もあります。
今日からCop(コップ)26会議が、英国のスコットランドのグラスゴーで開催されています。
世界の首脳が集まって、地球温暖化対策を話し合っています。
これからの十年間で、1、5度に収めなければ大変な事態になるからです。
しかし、世界の生産計画を考え合わせれば、十年後には2、3度の上昇となり、地球の多くが沈没すると言われるプラス3度まで、間がありません。
日本沈没ではなく、世界沈没が五十年後に起こってしまうことでしょう。
私が、小学生3年生だったのは、76年前のことです。50年なんて直ぐですよね。