中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

中国ドラマ.書体で時代が分かる

妻が中国ドラマに凝っている。

放送される中国ドラマを探すのはわたし。

これがなかなか厄介なのだ。

もうほとんど見てしまったようで、新しい作品がなかなか見つからない。

たくさん見てきたけれど、いいなと思った作品は20もない。

でも、その20作品ほどは優れものだった。

ドラマを見る時に気になるのが(時代背景)です。

ある人は中国ドラマの男性の頭が嫌いやねんと言っていたが、それは(清王朝)ものだろう。

清王朝は、中国最後の王朝で満州民族が作ったものだ。わずかの人口の満州人が巨大な中国を呑み込んだ奇跡のような王朝だが、そのためにか、すべての男性に同じ頭髪を強制したのが、あの頭。

中国は長い歴史があるので、時代によって頭髪も違う。

私が注目するのはいつも漢字の書体です。

漢字は古い時代から順に字体が変化しています。

甲骨文字

金文

篆書(テンショ)紀元前3世紀

隷書(レイショ)漢時代

草書(ソウショ)1700年ほど前

行書(行書)

楷書(楷書)3世紀ぐらいから、7世紀に完成。

と、変化してきました。

先に楷書があって行書、草書と変化したように思っている人が多いですが、そうではないのです。

私が、やや得意なのは隷書です。

楷書も、東京.葛飾区の大きな書道展で金賞を貰ったことがあります。

腰が痛くなってからは筆を持つこともできません。

残念。