中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

加齢で起こる変化(5)

人間の細胞は、分裂する回数が無限ではありません。

それぞれの臓器や器官によって細胞の大きさも働きも違いますが、それぞれに分裂する回数にも制限があるのです。

分裂するたびに細胞が新鮮になるのではなく、古びていくようです。

それが加齢というものです。

細胞には尻尾があり、分裂する度に尻尾が短くなって行くのです。不思議な仕組みですね。

細胞と一口に言ってもそれぞれに姿形が違い、その役割も大きき違います。

肝臓の細胞と心臓の細胞、腎臓の細胞など全てその役割ごとに違う形質なのです。

細胞の話を書き始めたらきりがありません。

しかし、最初は一個の細胞から始まることを忘れてはならないのです。

卵子精子が結合して最初の細胞が作られる。

それが分裂して2個に、4個に、8個にと増えていくのですが、それがどうして心臓になったり、皮膚になったりするのでしょう?

不思議の世界です。

私が一番関心あるのは、その全ての細胞の中に(核)があることです。

ご存知のように核の中にはDNAが収められています。

細胞の中で最も興味深いのは、ミトコンドリアとリボゾームです。