菅さんの総裁選に出馬しないとの表明は、政治に影響を与えている。1か月間以上も政治空白を招くことになった。
このまま推移すれば11月後半の衆院選挙となるだろう。
ワクチン以外のコロナ対策は大幅に遅れるかもしれない。
コロナ絶対主義だった菅首相は、変異株という物を言い甘く見すぎていた。
素人の私でさえ、デルタ株の驚異を知っていた。
それなのに、感染拡大中に「光が見えてきた」発言は命取りにもなった。
ワクチンが絶対的なのでものでない事は、イスラエル、英国などがすでに科学的分析している。
絶対的でないからこそ、突っ走るだけではなく、多くの知恵を集めて考えなくてはならない。
菅さんの頭だけでは、追いつけないほど、問題が多様化している。それも、もうできないのか。
首相の立場にある今こそ、国会を招集して議論して考えてほしいものだ。