世界には不思議なことがいっぱいある。
「日本の製薬ラグ」と呼ばれる遅れは世界の笑いものに
なっている。 新型コロナうルスに対する決定的な
治療薬はいまだに開発されてないといわれているのだが、
実は日本初の薬が世界の27か国で治療に使われていて、
そのうち16か国では承認済みとなっている。
ドクターが議会の場で、「この薬は奇跡的と言っていいほどの
効き目がある」と証言している。奇跡的という表現をされる
薬は多くはないだけに、この薬の凄さが伝わってくる。
その薬は2015年に大村博士がノーベベル賞を受賞したものだ。
ゴルフ場の片隅の芝生の中から見つかった菌から始まった研究は、
「イベルメクチン錠」である。 新型コロナウイルスの患者に
投与するなど、当初はだれも思いつかなかったようだが、それを
思いついたドクターも偉い!!というほかない。
イベルメクチン錠は、感染した患者に効くというだけではなく、
他の人に感染させる能力を奪う事でも評価されている。
さて・・問題がここからだ。 こういう日本初の薬が何故か
日本では承認されてないという。日本は、過去に何度か承認した
薬から副作用が出たことがあり、それ以降は厚労省が弱腰に
なってしまっている。だから、世界から「日本の製薬ラグ」と
いう言葉まで使われているというのだ。 にもかかわらず、
トランプ大統領からの鶴の一声で新型コロナ治療薬を承認して
しまったいきさつもあり、みなさんも覚えておられるだろう。
イベルメクチン錠にたいして、厚労省は広い角度から再検証
して「承認」を急ぐべきだと思っている。