中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

マスクの効用改めて認識!!「新型」の特殊な特徴か・・空気伝染の要素も

 「新型」に新たに「空気伝染」という特殊な要素も加えられようと

している。 これまでも「新型」は空気伝染するのではと言われ

ながら、従来の「空気伝染」とは一線を画していて空気伝染を

認めようとはしていなかった。

 世界保健機関(WHO)は7日、新型コロナウイルスについて、

空中に浮遊する極小の粒子で感染する可能性を示す科学的

証拠が蓄積されつつあると認めた。

密閉空間や換気が不十分な混雑した場所では、空気感染の

可能性が排除できないと、WHOで感染予防・対策技術チーム

を率いるベネデッタ・アッレグランツィさんは話した。

空気感染リスクが確認されれば、屋内の感染予防ガイドライン

に影響するかもしれない。WHOは従来、ウイルスは感染者の

くしゃみやせきで飛び散る飛沫(ひまつ)で伝播(でんぱ)すると

説明していた。 これまでに科学者239人が公開書簡で、WHOが

空気感染リスクを過小評価していると批判していた。

書簡に署名した米コロラド大学のヒメネス教授(化学)は

「(WHOには)科学的証拠を認めてもらいたい」と話した。

「WHOを攻撃しているわけでは決してない。これは科学的議論だ。

しかし、何度もやりとりをした後でもエビデンス(科学的証拠)に

耳を傾けようとしなかったので、公に発言する必要があると感じた」と、

ヒメネス教授は公開書簡に踏み切った理由を説明した。

WHO当局は、これまで集まっていたエビデンスは暫定的なもので、

さらに精査が必要だと慎重な姿勢を示してきた。

 32カ国の科学者239人はこれに賛成しない。新型ウイルスは飛沫

よりはるかに小さい粒子に含まれ、人が会話をしたり息を吐いたりした

何時間も後まで空中を浮遊し、広がる可能性を強力に示すエビデンス

得られているというのだ。 WHOは今日、密閉空間や混雑した場所では

それは可能だと示唆するエビデンスがあると、認めるに至った。

このエビデンスは徹底的に精査する必要がある。しかし、もし確認されれば、

感染予防ガイダンスの修正が必要になるかもしれない。

空気伝染が認められれば、ソーシャルディスタンスの見直しもあるだろう。

電車通勤などには大きなリスクが伴うことになる。 なによりもマスク着用が

最も効果的な予防ということになりそうだ。 空気伝染だとすれば、日本が

欧米より患者数が少ないのはマスク着用が徹底しているからだと証明できる

かも知れない。 マスク着用を馬鹿にしている風の欧米の感染拡大を見ていると

マスクの効用が、思いもしないほどの効果があるのかもしれないと認識を

新たにする。 これからますます暑くなる季節だが、 可能な限り外出時には

マスクを着用しようと思う。