わたしは20数年前に豪州・パースで社会福祉(N・P・O)法人を作った。
この組織は、いまも活動していて5年ほど前に日本政府から表彰された。
最初にこの法人を作ろうと思い立ったのは、当時、西豪州日本人クラブ
の会長をしていて、クラブ内に活動組織をつくりたいと思ったのだがならず、
別組織としてつくった。 高齢化していく在豪州の日本人社会の人たちへの
手助けをしたいと思ったからだ。 私もまだ若く、まさか今のように自分に
サポートがいるようなことになるとは考えてもいなかった。
15年前に帰国してから、豪州タイプのボランティア組織を作ろうと思ったが、
日本では事情が全く違っていて断念し、がん患者のための組織作りに切り替えた
といういきさつがある。
夫婦で高齢化して老老介護の日々となり、神戸にも何らかの支援組織がある
かもと検索して、東灘区に支援組織があることを知った。灘区も対象になって
いるらしい。 一度電話をしていろいろと伺ってみようとは思っているのだが、
豪州でのボランティア組織は素晴らしいものだった。 私たちの組織は小さく
充分なサポートができないので、現地法人に協力していただいてサポート幅を
広げたのだが、現地サポートセンターの事務所へ伺って驚いたことが多かった。
自分の空き時間をサポートセンターに登録している人数の多さに驚いた。
日本ではあまり聞いたことがないが、東灘の場合は、そういう組織になって
いるのかもしれない。 まあ・・電話をして、伺ってみたい。場合によっては
私がアドバイスできることがあるかも知れない。 まだ・お役にたてるのなら
何でも協力したいと思っている。