中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

国会の質疑応答は「お芝居」なのか???

 もう・・・うんざりしてしまう。国会の話であある。

今日第2次補正予算が・・賛成多数で成立した。

賛成多数で決められるのだから・・もう・・なんでありで、

なんでも決めることができる。 だから・・国会の質疑応答は

猿芝居でしかない。 いかにも真面目に討議しているふりを

しているだけなのだ。 こんな政治にしてしまたのは国民だ。

だから国民にも大きな責任がある。 責任者出て来い!! 

欧米の国会を見ても分かるように、一定の批判勢力を確保

しておかないと、今の日本のように、好き勝手をされても手も足も

でない。 批判勢力を与党と拮抗させることによってこそ、両者

ともに成長する。 今の日本の自民党では政治家が腐っている。

野党も腹立たしいからか大声を上げるだけ。立憲民主党の枝野

さんに期待していたが、彼も傲慢さが顔に出てきている。枝野さん、

安倍首相に対抗するのはいいけれど、国民がみているのだから、

その傲慢さはいただけません。 どうして傲慢になるのか分からないが、

顔に出ているよ。 それを直さない限り貴重な「一票を失いますよ。

 第2次補正予算ではないけれど、第1次補正予算で次のようなものが

ある。 すべてコロナ対策と銘打っているが、実際にはコロナとは関係ない

便乗的なものなのだ。 ちょっと見てくださいね。

◆ 178億円 (国交省関連) 「インフラ物流分野のデジタル化事業」

◆ 151億円 (内閣府・外務省・総務省関連) 

 「日本の感染症対策等の宣伝  ネガティブな認識払拭のための広報活動費」  

◆ 50億円 (環境省関連) 「国内の生産拠点を戻すときの 太陽発電などの

 導入支援」

◆ 30億円  (環境省関連) 「観光などで仕事をしながら休暇を取得する

 ワケーションの推進」

◆12億円 (文科省) 「国立青少年教育施設 改修事業」

◆ 2億円 (経産省) 「SNS会員制交流サイトのコロナ禍での使われ方の

 調査等」

※ これらのものは実はコロナとは関係なく、各省が便乗して予算に食い込んで

来ているものなのです。

 いちばんの問題は・・・1兆円規模の大きな予算の場合でも、野党に示されるのは

Aの「紙」4~5枚だということですから、雑な話です。 国民はなめられています。

 質疑応答をよく見てください・よく聞いてください。 まるでお芝居です!!!

事前に質問を出しているのですから、応答する側は官僚が作った作文を読む

だけです。 安倍首相など、大声を張り上げて早口で原稿を読むだけだ。

 アドリブなんていうものさえない。 お芝居だってもっと面白い。 国会の

場合は、台本と言うよりも棒読み原稿を読んでいるだけ。 原稿のない場合は

麻生副総理のような「民度が違う」なんて馬鹿なことを言うし、数字だって

でたらめたっだ。 あれが・・本当の姿なのです。 我々はそういう人たちに

政治を任せて、好きなようにやらせている世界一の大旦那なのです・・・・ね。