ブラジルに新型コロナウイルスの感染が始まってそれほど
日が経っていない。にもかかわらず現在では世界第3位の感染国に
なっている。 なにしろ大統領が「インフルエンザのようなものだ」と
対策を取らないで来たのだから。 それでも閣内には反発する人も
いて、これまで二人が閣内から去っている。またサンパウロ州の知事
の場合は外出禁止令を出すなど、それなにの対応をしているが、
貧困者層の住む地域での感染拡大が止まらず、今ではブラジル国内で
1日に1000人が亡くなっている。 すでに死者は2万人を超えている。
ブラジルは南半球にある!!! これを忘れてはならない。これから
冬が始まるのだ。だから、新型コロナウイルスにとっては活動しやすい
季節だということで、これから南半球の国々から目が離せない。
それらの国々で変異が起こり「強毒化」したウイルスが第2波として
北半球に戻ってきた時が心配なのだ。 変異は、必ずしも強毒化する
とは限らない。場合によっては弱毒化する場合もある。しかし、これからの
南半球にある、南米諸国、アフリカ諸国、豪州などのオセアニア諸国に
於いては冬の季節であることを忘れないでいただきたい。