中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

10万円の飴玉で、官邸の作ったストーリに嵌められている

10万円の飴玉で、官邸の作ったストーリに嵌められている・・こんなタイトルに

ピンと来た人と、そうでない人もいるだろうと思う。

10万円の飴玉は、たしかにありがたいが・・かといって・・官邸が描いたストーリー

通りに嵌められているというのも悔しい。

 官邸政治とはなにか?? 首相と、その取り巻きで決められていく政治だ。

以前は、そんな勝手なことができなかった。 自民党・総務会、政調会などの同調

を得て初めて決められていたのだった。 今ではどうか?? 菅官房長官も官邸

政治の2番手ではあった・・が、今では2番手にも入っていない。では、だれなのか?

今井尚哉首相補佐官である。 補佐官は他にもいた。ところが不倫問題で飛んで

しまった。そこで今井氏が独断場となっている。彼は元通産省出身である。

安倍首相と今井氏は、最近は特に近く、もう2か月間以上も毎日会っているようだ。

 首相補佐官になるような人だけに、かなり優秀な官僚に違いない。頭が切れるの

だろうと・・想像する。 彼が描いた「新型コロナウイルス渦を利用して、国民を

改憲までコントロールできないものか」というストーリがあるように、私には思える。

それらの構想を安倍首相に語りかけ、構想をより一層練り上げてきたに違いない。

全国一斉の休校を決めたのも、この二人だったようで、菅さんも加わっていない。

最近の緊張感のある、あらゆる局面で、この二人が決めているようなのだ。

最終目的は、安倍氏の「憲法を改正した総理大臣」という後世に残したい名誉

だろうとおもう。 なにがなんでも・・この期に及んでも・・と、私たち庶民はおもうが、

安倍氏の心根は変わらない。 国民のためでもなんでもない。 マスクを466億円

も使って配ろうと、自分の懐には関係ない。10万円の飴玉を配っても、わが身は

痛まない。 緊急事態宣言をしても従わない国民が多くいる。だが罰則で縛れない。

縛るためには「憲法改正しかない」・・という持って行き方である。

 あっちこっちにばら撒いても・・自分の懐から出すわけじゃない・・どんどん紙幣を

印刷すればいいだけだ。 赤字国債は日銀が全部引き受けるといっている。

早い話・・・・それらの巨大な赤字国債は若者たちにのしかかる。

 緊急事態宣言の延長も、ストーリーに組み込まれた中で、粛々と行われている。

五輪の延期も、東京都知事選に自民党なら候補を出さないのも、すべて・・ストーリー

に組み込まれたものだと・・思えば・・なるほどと思ってもらえるかも。