新型コロナウイルス【正式名は、COVID-19】という、わけのわからない
ウイルスの出現によって世界中がかき回されている。 発生は中国からだったが、
日本にとっては、クルーズ船の「ダイヤモンド・プリンセス号」が持ち込んだかに
思えるショッキングなウイルスとの出会いだった。
日本の国を挙げての取り組みで、欧米の猛烈で急速な感染拡大と較べて
なんとか・・踏みとどまっているという感じで今日までいている。
そういう中で、東京五輪は聖火リレーを3日後に控えた今日、約1年間の延期で
IOCと合意して開催に備えることになった。
しかし、これからの経済事情を考慮すると、五輪開催には大きな試練が待ち受けて
いると言わざるを得ない。かといって、五輪を中止すれば、これまでの準備がすべて
無駄になってしまう。 延期するのがベターだと言わざるを得ない状況下にある。
東京都知事選では、自民党は対抗候補を出さないで小池さんの再選を妨げ
ない方向だ。 摺合せする用件が多すぎて、開催日などの決定には時間が
かかるだろう。 五輪を当て込んで投資してきた多くの企業なども、来年に
開催されても・・思ったような結果は得られないだろう。 「獲らぬ狸の皮算用」
になってしまう投資もあるだろう。 海外からのお客さんも、経済が冷え込んで
しまうと、集客も難しくなる。 何かにつけて・・・大きな試練を課せられた日本だ。